
今日13日(日)は、関東も暑さが戻り、東京都心は3日ぶりに真夏日となりました。この先、北日本~西日本では、7月20日(日)頃にかけて、真夏日続出、猛暑日の所もあるとして、気象庁は今日13日(日)「高温に関する全般気象情報」を発表しました。この先も、熱中症に警戒が必要です。
●真夏日地点3日ぶりに500地点超え 東京都心3日ぶりの真夏日
今日13日(日)は、900地点あまりある全国アメダスの内、533地点で最高気温30℃以上となり、3日ぶりに500地点を超えました。
関東も暑さが戻り、東京都心は32.3℃と、3日ぶりに真夏日となりました。西日本を中心に、最高気温35℃以上の猛暑日は57地点観測。大阪市は35.6℃と今月7回目の猛暑日。大分県日田市35.6℃、山口県岩国市広瀬36.0℃とこちらは16日連続の猛暑日となりました。
その他、福井市36.4℃、鳥取市36.9℃、長野市35.3℃は今年一番の暑さ。松江市は35.4℃と今年初の猛暑日となりました。
※13日(日)15時までの速報値
●7月20日頃にかけて高温続く 熱中症に警戒
この先、7月20日(日)頃にかけて北日本~西日本は気温の高い状態が続くとして、気象庁は今日13日(日)「高温に関する全般情報」を発表しました。
曇りや雨の日も最高気温30℃以上の真夏日は500地点を超え、九州~東北の所々で35℃以上の猛暑日が予想されます。特に、18日(金)以降はグッと増え、21日(月:海の日)を含む3連休は全国の約8割で真夏日となり、猛暑日地点も100を超える予想です。
今週は17日(木)頃まで、台風5号や熱帯低気圧、寒気を伴った低気圧の影響で、全国的に大雨に警戒が必要ですが、18日(金)以降は、体温超えの危険な暑さに警戒が必要です。
●熱中症の応急処置ポイント
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。