
七夕の今日7月7日(月)、東京都心で最高気温が35℃以上と、今年初の猛暑日になりました。梅雨明け前から猛烈な暑さが続いているため、体調の管理には十分な注意が必要です。
●東京都心で今年初の猛暑日
七夕の今日7月7日(月)の関東地方は朝から気温が高く、日中もグングン上昇しています。東京都心では、午前11時18分に、最高気温35.1℃を観測し、今年初の猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。
東京都心 その年初の猛暑日が早い順(最高気温)
①2022年6月25日(35.4℃)
②1963年6月26日(35.7℃)
③2005年6月28日(36.2℃)
なお、昨年(2024年)、東京都心で初の猛暑日になったのは、7月4日で、最高気温35.0℃を観測しました。
●熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。