
5日(土)と6日(日)は、近畿地方は晴れ間が広がり、危険な暑さになる所がある見込みです。7日(月)以降も晴れる日が多く、猛烈な暑さが続くでしょう。向こう2週間も、熱中症に警戒をしてください。
●今週末は京都で危険な暑さに その後も厳しい暑さが続く
この先、4日(金)までは不安定な空模様が続きますが、5日(土)は雲の隙間から晴れ間が広がり、6日(日)はおおむね晴れる見込みです。昼間は内陸部を中心に気温が高くなり、京都では37℃から38℃と、危険な暑さが予想されています。気温が高い日中の外出は極力控え、屋内にいても暑さを我慢せずエアコンを使用しましょう。また、汗をかいたときは水分補給に加えて、適度に塩分も補給するようにしてください。
7日(月)から9日(水)にかけては大体晴れるものの、午後は山沿いを中心に、雨の降る所があるでしょう。雷を伴って雨脚の強まるおそれもありますので、天気の急変に注意が必要です。
●10日(木)以降も晴れて暑い 雨の降る日も厳しい暑さに
10日(木)から14日(月)にかけても、近畿地方はおおむね晴れますが、午後は山沿いを中心に夕立の可能性があります。昼間は厳しい暑さが続くでしょう。
15日(火)頃は、中部や南部を中心に雨の降る所が多くなる見込みです。
向こう2週間も気温や湿度が高く、熱中症の危険性が高い状態が続くでしょう。気温の予報や熱中症警戒アラート等に注意をして、適切な熱中症対策をなさってください。
●あると便利 熱中症対策グッズ
暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。