
今日6日1日(日)の夜は、「月」が「火星」に接近するでしょう。北海道から九州の広い範囲で晴れるため、月と火星のコラボが楽しめそうです。
●月が火星に接近
今日6月1日(日)の夜は、月が火星に近づき、見た目にはかなり近くなるでしょう。
月は3日が半月ですので、半月よりはやや細い月が、太陽が沈む前から南西の空に見え始めそうです。空が暗くなるころには西の空に移動した月の左下あたりに火星が見えてくるでしょう。月と火星が最も接近するのが午後9時頃で、かなり近づいている様子が見えそうです。肉眼でも観測することはできますが、望遠鏡などを使用するとよりはっきりと、見ることが出来るでしょう。
また、明日2日の夜も、月と火星の位置は近く、しし座の1等星であるレグルスと同時に楽しむことも出来そうです。
(参考:国立天文台)
●気になる天気は?
気になる天気ですが、午前11時現在、東北や北陸で雨の降っている所もありますが、雨の降っている地域も天気は回復に向かい、夜には晴れる所も多くなるでしょう。北海道から九州の広い範囲で観測のチャンスがありそうです。前線が近づく沖縄では、曇りや雨で、天体観測にはあいにくの天気となるでしょう。
観測の際に注意が必要なのが気温です。昼間は西~東日本を中心に25℃以上と半袖で過ごせる所も多くなりますが、そういった地域でも夜は空気がヒンヤリするでしょう。さらに見晴らしの良い標高の高い所では、より気温も低くなる見込みです。外で観測する際は、寒さ対策をして、天体観測を楽しんでください。