
関東では、28日(水)~29日(木)は大気の状態が不安定。午後は内陸を中心に、にわか雨や雷雨の所もあるため天気の急変に注意。30日(金)~31日(土)は断続的に雨で、雨や風が強まる。31日(土)は運動会や「足立の花火」など、イベントが行われるため、最新の気象情報をこまめにチェックを。
●28日(水)~29日(木) 天気の急変に注意
28日(水)~29日(木)は、上空に冷たい空気が流れ込むため、内陸を中心に大気の状態が不安定になります。
28日(水)は明け方まで広く雨が降りますが、日中は日差しの届く時間がありそうです。ただ、午後は内陸を中心に雨雲やカミナリ雲が湧く所があるでしょう。お出かけの際は、晴雨兼用の傘や折り畳みの傘があると便利です。急な強い雨や落雷、突風などに注意してください。
真っ黒な雲が近づいてきたり、雷の音が聞こえてきたり、急に冷たい風が吹いてきたら、天気急変のサインです。すぐに頑丈な建物や車の中など安全な場所へ避難してください。また、雨雲レーダーなどで、今どこで雨が降っていて、いつ止む予想なのかなどの気象情報を把握するようにしましょう。
●31日(土)は「足立の花火」や運動会などのイベント 気になる天気は
30日(金)~31日(土)は前線や低気圧が本州付近に近づくため、関東では断続的に雨が降るでしょう。雨や風が強まる所もありそうです。気温も朝から横ばいで、空気がヒンヤリするでしょう。
31日(土)は運動会が開催される学校があり、天候によっては延期されることもあります。
また、東京都足立区の荒川河川敷で「第47回 足立の花火」が開催されます。東京の大規模花火大会の先陣を切る「足立区の夏の風物詩」となりそうです。例年は7月下旬に開催されていましたが、熱中症等の健康上のリスクや天候(風雨、雷、台風、気温など)による中止リスクがあることから、今年は5月に実施されることが発表されました。
今の段階では、31日(土)は雨が降ったりやんだりする予想です。開催時間帯は雨のやみ間になっている可能性もありますが、まだ予報には幅があります。「足立の花火」は雨天・荒天などで、実施できない場合は中止になるため、最新の気象情報をこまめにチェックするようにしましょう。
●6月スタートは晴れて蒸し暑い 熱中症に注意
6月に入ると、日差しの届く日が多くなりますが、急に暑くなります。日差しが戻り、最高気温は25度以上の所が多くなりそうです。さらに湿度も高いため、ムシムシとした暑さでしょう。急に暑くなる上に、蒸し暑くなるため、熱中症にかかるリスクが高まります。特に、外で長い時間過ごされる方は、こまめに水分をとったり、休憩も時間を決めてとるなど、熱中症対策を行いましょう。
2日(月)と3日(火)は晴れていても、空模様の変化に注意が必要です。急に降り出す強い雨や落雷などに、お気をつけ下さい。
●6月4日以降 晴れて暑さが続く 関東の梅雨入りは?
6月4日(水)以降は強い日差しで、気温がグングン上がり、広い範囲で夏日(最高気温が25度以上)が続くでしょう。東京都心では8日(日)に30℃が予想され、今年2回目の真夏日(前回は5月20日)になるかもしれません。連日の暑さで体調を崩さないよう、お気をつけください。
関東甲信の梅雨入りは平年ですと6月7日頃です。まだ予報に幅があるため、変わる可能性がありますが、もしかすると平年より遅くなる可能性も出てきました。この期間は晴れて暑くなる日が続くため、暑さ対策をしっかりと行っておきましょう。