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鹿児島県の桜島 山体が膨張した状態で経過 多量の降灰を伴う噴火が発生する可能性


鹿児島県の桜島では、火山活動が続いており、山体が再び膨張している状態です。南岳山頂火口では、多数の噴火が観測され、そのうち15回が爆発を伴うものでした。噴煙は最大で2900mの高さに達し、噴石が600mまで飛散しています。桜島周辺では今後も降灰や噴石の飛散の可能性があり、特に2km範囲内の警戒が必要です。風下側では小さな噴石が遠くまで達する恐れがあるため注意が必要です。また、噴火による大きな空振が建物に影響を与える可能性があります。降雨時には土石流の発生も考えられ、防災対策が求められています。

鹿児島県の桜島では、山体が膨張した状態で経過しています。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。風下側では降灰にも注意が必要です。

●桜島 再び山体膨張に転じる

気象庁によりますと、桜島では、12日20時頃から続いていた山体膨張は、15日の噴火により一部が解消されたものの、再び膨張に転じています。

南岳山頂火口では、昨日(17日)から本日(18日)15時までに噴火が21回発生し、うち15回が爆発でした。噴煙は最高で火口縁上2900mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で8合目(南岳山頂火口より約600m)まで達しました。昭和火口では、噴火は観測されていません。

今後も桜島島内を中心に多量の降灰を伴う噴火が発生する可能性があります。

●防災上の警戒事項

南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意が必要です。

爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあります。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

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