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5月上旬は西・東日本で10年に一度の高温か GWも暑さ注意 全国的に高温の1か月


気象庁は24日、1か月予報を発表し、今後の気温が北日本、東日本、西日本で平年より高くなる予想を示しました。特に、5月上旬にかけては「かなりの高温」が予想され、熱中症対策が推奨されています。北日本では低気圧の影響で日照時間が少なく、晴れる日が減少する見込みです。一方、東日本と西日本では高気圧の影響で晴天が多く、日照時間が平年並みか多くなると予想されています。沖縄・奄美では平年並みの気温が予想され、曇りや雨の日が増える中で降水量に注意が必要です。ゴールデンウィーク後半は「10年に一度」の高温が予想され、特に関東から九州にかけての内陸部で真夏日になる可能性があります。車内の温度上昇による熱中症にも注意が必要です。

気象庁は今日24日、この先の1か月予報を発表。気温は北日本、東日本、西日本で平年より高く、沖縄・奄美は平年並みの予想。特に、5月上旬にかけて気温がかなり高くなる可能性があり、GWの屋外レジャーも熱中症対策が必須。北日本は平年に比べて、晴れる日が少ない傾向。

●数値予報モデルによる予測結果

気象庁は今日24日(木)、この先の1か月予報を発表しました。

1か月平均の海面気圧(左図)は、中国東北区付近に低気圧が予測され、日本の東の高気圧の縁を回って湿った空気が流入しやすいため、北日本では低気圧や湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。
このため、北日本では日照時間は平年並みか少なく、晴れる日が比較的少ない見込みです。

一方、東シナ海付近から日本の南にかけての海面気圧は平年より高く、東・西日本を中心に高気圧に覆われやすい時期がある見込みです。
東日本の太平洋側や西日本は平年に比べて晴れる日が多く、日照時間は平年並みか多いでしょう。東日本の日本海側や沖縄・奄美では、降水量、日照時間ともに平年並みとなりそうです。
沖縄・奄美ではそろそろ梅雨の走りで、曇りや雨の日が増える頃です。雨が予想される日には雨量や降り方などにもご注意ください。

上空約1500mの気温(右図)は、日本付近は平年より高く、北・東・西日本を中心に暖かい空気に覆われやすいでしょう。

●全国的に高温傾向 5月上旬は「かなりの高温」予想

この先1か月の気温は、北日本、東日本、西日本で平年より高く、沖縄・奄美は平年並みの予想です。気温の予想を期間ごとに見てみると、ゴールデンウィークの前半は、東日本で平年並みか高く、北日本と西日本は平年並み。一方、沖縄・奄美は平年並みか低いでしょう。

1か月の中で、平年を大幅に上回る暑さとなるのが、5月上旬です。北日本、東日本、西日本はいずれも気温が平年より高い見込みです。まだ体が暑さに慣れていない時季で、急に暑くなると熱中症にかかりやすくなります。屋外レジャーなどを計画されている方はこまめに水分や休憩をとるなど、熱中症対策が欠かせません。
5月中旬から下旬にかけて、全国各地で気温が平年並みか高い見込みです。

●ゴールデンウィーク後半 10年に一度の高温か

今日24日(木)、気象庁は関東、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州北部の広い範囲を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。
5月3日(日)頃から、この時期としては「10年に一度」レベルの高温が予想されています。

5月に入るとともに、関東から西の広い範囲で最高気温が25℃以上の夏日が続出します。東京都心も5月スタートとともに夏日が続く見込みで、関東から九州にかけての内陸部では30℃以上の真夏日になる所も出てきそうです。まだ身体が暑さに慣れていない時期ですので、急な気温の上昇で体調を崩さないようにご注意ください。
ゴールデンウィークもお出かけの際は、車の中は風通しを良くしたり、エアコンを使用したりして、暑さ対策を。炎天下を行動する際にも帽子をかぶる、日傘を使うなどして、暑さに無理をしないようにしてください。特に、暑さに弱いお年寄りやお子さんには、いつも以上に気を配って、涼しいところでこまめに水分休憩をとるように、声掛けを行いましょう。

※高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

●春でも車内の熱中症に注意

外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。

2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)

春でも油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

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