
近畿地方では、明日19日にかけて夏日(最高気温25℃以上)の所が多く、30℃に迫る暑さになる所も。ゴールデンウィークは晴れのスタートですが、29日(火・祝)~5月1日(木)は傘の出番がありそう。この先は、平年より気温の高い状態が続き、ゴールデンウィークも暑くなるため、今のうちから暑さに負けない身体づくりを心がけて。
●ゴールデンウィーク序盤は行楽日和 29日(火・祝)から雨が降りやすい
近畿地方では、この先は天気の移り変わりが早く、20日(日)は北部を中心に雨が降り、23日(水)ごろは広く雨で雷を伴う所があるでしょう。
ゴールデンウィークの始まる26日(土)から28日(月)にかけては、高気圧に覆われて晴れる見込みです。京都や奈良など内陸部を中心に動くと汗ばむくらいになるでしょう。屋外のレジャーやスポーツを予定されている方も多いと思います。水分を多めに用意し、定期的に日かげで休憩をとるようにしてください。
29日(火・祝)から5月1日(木)にかけては、湿った空気が流れ込んで雨の降りやすい天気に変わってくるでしょう。大阪・関西万博などお出かけを予定されている方は、最新の情報を確認しながら、レインコートなど準備をしておくと安心です。
●季節外れの暑さピークは19日(土)まで その後も例年より暑い日多い
これからの近畿地方の最高気温の予想です。
明日19日は京都や豊岡、奈良で28℃、大阪、彦根は26℃まで気温が上がるでしょう。季節外れの暑さがつづきます。屋外でのスポーツはこまめに水分を摂るなど熱中症への対策が必要です。
20日(日)は北部を中心に雨が降り、気温の上昇は少し抑えられますが、奈良では25℃の予想です。
その後も平年より高い日が多く、25℃以上の夏日となる所があるでしょう。無理のないよう暑さに気を付けながらお過ごしください。
なお、23日(水)ごろは、低気圧の進むコースにより気温の予想が変わりやすくなる見込みで、北部を中心に20℃に届かず、日中ヒンヤリする所があるでしょう。念のため、気温の変化にも注意が必要です。
●暑さに負けない身体づくり 「暑熱順化」とは
暑熱順化とは、身体が暑さに慣れることです。
暑熱順化ができていないと、身体の熱をうまく外に逃がすことができず、熱中症になる危険性が高まります。
暑熱順化ができると、身体の外に熱を逃がしやすくなること、汗からナトリウムを失いにくくなること、体温が上昇しにくくなることなどにより、熱中症になりにくい状態になります。
暑熱順化には、気温が上がって熱中症の危険が高まる前に無理のない範囲で汗をかくことが大切です。日常生活の中で、軽い運動や入浴を行い、汗をかいて、身体を暑さに慣れさせましょう。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって対策を行ってください。