
今日26日、宮崎県西都市では最高気温が30℃以上と、全国で今年初の真夏日になりました。3月に国内で真夏日になるのは26年ぶりのことです。
●全国で今年初の真夏日
今日26日は、日本列島に季節先取りの暖気が流れ込み、さらにたっぷりの日差しが降り注いだことで、気温がグングン上がっています。宮崎県西都市では、13時10分に、最高気温30.2℃を観測し、全国で今年初の真夏日(最高気温30℃以上)になりました。
なお、昨年、全国で初めての真夏日になったのは、沖縄県波照間島で4月3日でした。これまでに国内(南鳥島を除く)の観測所で3月に真夏日になったのは、鹿児島県奄美市名瀬で1999年3月26日でした。
●熱中症予防のポイント
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。