高知県宿毛市で桜が開花 四国から春の便り

本日3月22日(土)、高知県宿毛市で桜が開花しました。四国から春の訪れを告げる便りです。

●高知県宿毛市で桜が開花

本日3月22日(土)、高知県宿毛市の桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。昨年(3月12日)より10日遅くなりました。

宿毛市では、気象庁の機関である測候所の無人化に伴い桜の観測が行われなくなった後、市職員の方が独自に標本木を定めて観測を続け、5輪以上の開花が確認されると開花を発表しています。

きょうの四国地方は、日本の南の海上に中心を持つ高気圧に覆われて広く晴れています。南からの暖かな空気とたっぷりの日差しで、朝からぐんぐん気温が上がり、最高気温は各地で20℃を越えて今季一番の暖かさとなっています。高知では25.8℃を観測し、3月としては観測史上2番目に高くなりました。

●3月末までには各地から開花の便りが続々と

向こう1週間、全国的に気温は平年より高い見込みです。西日本と東日本では、最高気温が20℃を越える所が多く、25℃以上の夏日となる所もあるでしょう。この暖かさで、各地で桜のつぼみは順調に成長し、3月末までには開花の便りが続々と届きそうです。