明日23日から26日頃にかけて、季節先取りの暖かさが続く所が多い見込みです。次の週末は、気温が急降下、九州では、季節が1か月ほど逆戻りとなる所もあるでしょう。3月の終わりから4月の始めは、九州から関東を中心に、桜が満開を迎える頃です。この頃は、暑くもなく寒くもなく、比較的快適な日が多いでしょう。
●23日～29日 明日23日も季節先取りの暖かさ 次の週末は気温急降下
明日23日から26日頃にかけて、季節先取りの暖かさが続く所が多いでしょう。東京都心も最高気温が25℃くらいまで上がる日がある予想です。2か月ほど先の気温です。昼間は薄着で過ごせるどころか、汗ばむくらいになるでしょう。水分補給などを心がけてください。
そんな中で、24日は、雨が降る所があり、季節外れの暖かさは少し収まる所があるでしょう。といっても、寒くなるというほどでもなさそうです。
現在、暖かくなっているのは、日本付近は南高北低の気圧配置になっているためです。大気は、気圧が高い方から低い方に流れるため、日本には南から暖かい空気が流れ込んでいます。この状態が26日頃にかけて続くでしょう。
27日になると、日本の南に張り出している高気圧は南東へ後退し、28日にかけて、寒冷前線が日本列島を通過する見込みです。広く雨が降るでしょう。雷が鳴ったり、雨脚が強まったりすることもありそうです。曇りや雨でも、暖かさが続くでしょう。
この雨のあと、空気が入れ替わります。大陸から西日本付近に高気圧が張り出し、今度は大陸から涼しい空気が流れ込むでしょう。極端に寒くなることはなくても、気温が急降下することになります。九州では、季節が、1か月ほど逆戻りとなる所もあるでしょう。気温の大きな変化で体調を崩さないようにお気をつけください。
なお、関東付近では雨のタイミングが1日程度遅れるとみられます。気温が下がるタイミングも、今の予想から1日程度遅れることがあるかもしれません。今後、最新の気象情報をご確認ください。
●30日～4月4日 この時期らしい気温に
この期間は、寒さは次第に緩み、この時期らしい気温になりそうです。
雨マークが付いている所がありますが、期間の中頃までは、広い範囲での天気の崩れとはならないでしょう。雨の降る時間も短い見込みです。
ただ、期間の終わりは、広く雨が降り、本降りの雨になる可能性があります。予報には、まだ幅がありますが、低気圧が日本海を発達しながら進み、風が強まったりすることもあるかもしれません。
●今年の桜の季節
3月の終わりから4月の始めは、九州から関東を中心に、桜が満開を迎える頃です。今年の桜の季節は、暑くもなく寒くもなく、比較的快適な日が多いといえそうです。
春の天気は予報が難しく、2週間天気は、発表ごとに変わってしまうこともあります。広く雨マークが付いていても、天気がよい傾向に変わってくることもあります。
お花見の計画は、最新の気象情報を、こまめにチェックすることをお勧めします。
