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花粉ピーク 8日も対策を 9日から関東以西で大量飛散の日が多い ピークいつまで


スギ花粉の飛散がピークを迎え、特に福岡や鹿児島で「極めて多い」飛散量が観測されています。対策としてマスクやメガネの着用が推奨されます。9日以降は気温が上がり、更に花粉が大量に飛散する日が多くなる見込みです。ただし、11日の雨で一時的に東京から広島までの地域で花粉の飛散量が抑えられる模様です。ピークは地域によって異なり、東京や仙台では3月下旬、福岡や広島では3月上旬まで続くと予想されています。帰宅後にはうがいや洗顔、髪のシャンプーをし、室内の換気は工夫して行いましょう。

スギ花粉がピークを迎えています。今日8日(土)は本州付近では雲が広がりやすく、寒さが続いていますが、花粉の飛散量は増えています。マスクなどで対策を。9日(日)以降は関東から九州で大量飛散する日が多くなるでしょう。

●今日8日も花粉飛散 油断せず対策を

今日8日(土)は、本州付近で雲が広がりやすく、寒さが続いている所が多くなっています。

ただ、スギ花粉の飛散が広くピークを迎えており、東京や大阪は「多い」、名古屋や広島、高知は「非常に多い」、福岡や鹿児島は「極めて多い」飛散となるでしょう。花粉症の方は油断せずにしっかりと対策をなさってください。

●スギ花粉がピーク 大量飛散の日が多い

9日(日)以降は気温が上がる所が多くなるため、花粉が大量飛散となる日が多くなりそうです。

東京や福岡は最も高いランクの「極めて多い」日が多いでしょう。仙台や名古屋は「多い」、大阪や広島は「非常に多い」飛散の日が多くなりそうです。花粉症の方はマスクやメガネなどで万全な対策をなさってください。

ただ、11日(火)は広く雨が降り、東京から広島では花粉の飛散量は抑えられる所が多くなるでしょう。東京は13日(水)も「やや多い」程度となりそうです。花粉症の方は少しホッとできるでしょう。

●ピークいつまで続く?

スギ花粉のピークの期間は10日間から1か月ほど続く見込みです。福岡や広島では3月上旬にかけて、高松や大阪、名古屋、金沢では3月中旬にかけてピークとなるでしょう。東京や仙台は3月下旬にかけてピークが続く見通しです。また、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬で、期間は5日間から2週間ほど続くでしょう。

風が強く吹く日や、急に暖かくなる日には、花粉の飛散が極めて多くなり、1㎠あたり100個以上観測される日がありそうです。花粉情報や気象情報を確認して、万全な対策を心がけましょう。

●帰宅後の花粉対策

外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。

花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。換気をする際は、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。換気の際は工夫してみてください。

なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。

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