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27日からの雨を境に西日本は厳しい寒さ 2月のはじめも真冬の寒さ 寒暖差に注意


26日から2月初めにかけては、西日本ほど寒暖差が大きく、たびたび雨や雪が降る予報です。27日から28日にかけ雨が強まり、特に西日本では28日から強い寒気の影響で気温が大きく下がります。2月上旬は全国的に寒さが戻り、日本海側で雪や雨が続きます。一方、最低・最高気温は北海道から東海で平年より少し高めで、近畿から九州では冬の寒さとなる日もあります。スギ花粉はすでに関東で飛散が始まり、2月に入ると量が増加。九州から北海道にかけての花粉は前年比で多く、特に四国・近畿で非常に多い予想です。花粉対策は早めに行いましょう。

26日(日)以降もたびたび雨が降り、寒暖差が大きくなりそう。27日(月)から28日(火)の雨を境に、西日本は気温が低下。2月上旬は全国的に寒さが戻るため、体調管理にご注意を。

●26日(日)~2月1日(土)たびたび雨 西ほど寒暖差が大きい

明日26日(日)は晴れ間の出る所が多いものの、沿岸部ほど北よりの風がやや強いでしょう。上空の寒気や低気圧の影響で、北海道や東北を中心に所々で雪や雨が降り、昼頃までは雷を伴って降り方が強まることもありそうです。落雷や突風などにもご注意ください。

27日(月)から28日(火)にかけては低気圧が日本海と本州の南岸を進む予想で、雨や風が強まりそうです。27日(火)は西から雨が降り出し、夜には近畿や東海まで雨の範囲が広がるでしょう。28日(火)は朝にかけて、東海や関東では広く雨、東北の太平洋側は平地でも雪の降る所がありそうです。また、低気圧が通過したあとは強い寒気が流れ込むため、九州など西日本では平地でも雪雲が流れ込むでしょう。

29日(水)は日本海側で雪の降る所が多く、晴れる太平洋側も冷たい北よりの風が吹き付けそうです。30日(木)から31日(金)も、日本海側では北日本を中心に雪が降るでしょう。2月1日(土)は、低気圧や前線の影響で雨や風が強まりそうです。山陰から北陸、東北ははじめ雨の所も、次第に雪の範囲が広がるでしょう。

最低気温、最高気温ともに、北海道から東海にかけては平年より高い日が多く、寒気が流れ込んだとしても極端な冷え込みはなさそうです。一方、近畿から九州は、寒気の流れ込みが強まる28日(火)、29日(水)を中心に真冬の寒さとなるでしょう。28日(火)の最高気温は福岡で6℃と、日中も震える寒さ。朝晩は、路面の凍結にもご注意ください。

●2月2日(日)~7日(金) 冬の天気分布・厳しい寒さ

2月2日(日)は太平洋側で天気が回復するでしょう。3日(月)から6日(木)にかけては冬の天気分布となり、日本海側で雪や雨、太平洋側は乾いた晴天が続くでしょう。平地で降れば雪となる目安の強い寒気が、列島にしばらく居座る可能性があります。3日(月)や5日(水)は、名古屋や大阪で雪マークがついていますが、太平洋側でも雪の降る所があるでしょう。

気温は、全国的に平年並みか低い予想です。朝晩は内陸部ほど厳しい冷え込みとなるでしょう。札幌では、最高気温が0℃未満の真冬日になる日が多く、東京都心は日中でも10℃前後の予想です。来週にかけては、春先の暖かさから真冬の寒さが戻り、気温の変化が大きくなります。体調を崩さないようにしてください。

●今シーズンの花粉飛散傾向

花粉にも注意が必要です。関東など、スギ花粉がすでに飛び始めている所があり、2月に入ると花粉の飛散量も増えてきます。

2025年春の花粉飛散量は、例年(過去10年の平均)に比べると、九州から北海道にかけてのほとんどの地域で多く、四国・近畿は非常に多い所もあるでしょう。前シーズン(2024年)と比べると、九州から近畿では非常に多く、北陸・関東甲信と東北南部も多い予想です。東海は前シーズン並み、東北北部と北海道は少ないでしょう。

まだ花粉による症状が出ていない方も、早めに対策をしてください。

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