8日(日)が今回の寒気のピークです。北海道から九州の最高気温は平年より低く、年末年始頃の寒さの所が多いでしょう。北海道は所々で真冬日(最高気温0℃未満)に。関東は平年並みの所が多いですが、冷たい北風が吹きつけて、体感温度は今日7日より低くなるでしょう。東海から九州も10℃を少し超える程度にとどまりそうです。
●8日(日) 今回の寒気のピーク 日本海側を中心に大雪の恐れ
8日(日)も冬型の気圧配置が続くでしょう。今回の寒気のピークで上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の平地に雪を降らせる目安の寒気が一時的に西日本付近まで南下する予想です。
北海道から北陸は平地でも雪が降り、山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。大雪や吹雪による交通障害に注意。関東甲信から九州北部の山地でも雪が降り、積雪となる所があるでしょう。峠越えの車は冬の装備をお願いします。
●8日(日) 年末年始頃の寒さに 関東も北風冷たい
雪だけでなく、寒さにも注意が必要です。
8日(日)の朝は冷え込みが強まるでしょう。最低気温は北海道ではマイナス5℃以下の所が多く、東北から関東甲信の内陸部でも氷点下の冷え込みとなりそうです。
日中も気温の上がり方は鈍く、年末年始頃の寒さの所が多くなります。北海道は旭川市など0℃に届かず、真冬日となるでしょう。青森市や秋田市は5℃に届かず、1月上旬並みの寒さとなりそうです。東京都心は13℃と今日7日と同じくらいですが、北風が強く、体感温度は低くなるでしょう。大阪市は11℃と今日7日より3℃低く、12月下旬並みの寒さとなりそうです。福岡市は今日7日より2℃低い10℃と1月中旬並みの寒さでしょう。
冬本番の寒さとなりますので、しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。
●来週後半も再び強い寒気が南下
9日(月)から10日(火)は一旦、冬型の気圧配置は緩みますが、11日(水)頃から12日(木)頃は再び冬型の気圧配置が強まるでしょう。強い寒気が南下し、日本海側を中心に荒れた天気や降雪量が多くなる恐れがあります。太平洋側も寒さが増し、東京都心の12日(木)の最高気温は9℃と真冬並みの寒さとなるでしょう。
11月までの暖かさから一転、12月に入り、本格的な寒さが到来しています。体調を崩さないよう万全な寒さ対策をなさってください。