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8日までは冬の寒さ 来週半ばは東京などで20℃超え 寒暖差に対応できる服装選びを


明日6日から8日まで、強い寒気が流れ込み、特に日本海側や東北・北海道では大雪の可能性があります。全国的に寒暖差が大きくなるため、九州から関東では10℃から12℃の冷たい風が吹く見込みです。8日には関東で雨が降る時間もあり、気温が下がると東京都心などで雪の可能性もあります。9日以降は春の気候に変わり、12日には20℃を超える暖かさが予想されています。服装は、8日まで冬のアウターが必須で、9日以降はトレンチコートや薄手のジャケットが適しています。注意点として、積雪地帯では気温上昇時の全層なだれに注意してください。

明日6日(木)から寒気が流れ込み、8日(土)にかけて冬の寒さが続く所も。来週半ばは東京都心などで20℃を超えて4月並みの暖かさ。最適な服装は?

●6日(木)から強い寒気が南下

明日6日(木)以降も冬と春の空気がせめぎあい、全国的に寒暖差が大きくなります。8日(土)にかけては、冬の空気が優勢でしょう。

明日6日(木)は次第に冬型の気圧配置に変わり、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地で降れば雪になる目安)の強い寒気が本州付近に流れ込むでしょう。寒気のピークは7日(金)になる所が多い予想です。日本海側では雪の範囲が広がり、山沿いを中心に積雪が増えるでしょう。明日6日(木)は、東北と北海道の太平洋側は低気圧が近づくため、大雪になる所がありそうです。交通への影響や屋根からの落雪などに注意、警戒が必要です。

晴れても空気は冷たいままで、この時期としては気温が低いでしょう。九州から関東は最高気温が10℃から12℃くらいの所が多く、冷たい風が吹いて、いっそう寒く感じられそうです。8日(土)午後は関東で雨の降る時間があるでしょう。予想より気温が下がると、東京都心など平地でも9日(日)朝にかけて雪が降る可能性があります。

●9日(日)以降は春の暖かさ 12日(水)は20℃超え続出

9日(日)以降は春の空気が優勢となり、日中は4月並みの陽気の日もあるでしょう。九州から関東では、雨でも最高気温は15℃前後。11日(火)は、北陸や東北でも15℃くらいまで上がる予想です。12日(水)は福岡と大阪で20℃、名古屋と東京都心は21℃と、ひと月先くらいの暖かさになるでしょう。

気温が上がることで、積雪が多い地域では「全層なだれ」に注意が必要です。全層なだれは、山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、春先に雨が降った後やフェーン現象などで気温が上がった時に多く発生します。過去になだれが発生した斜面や、積雪に亀裂が入っている所では特にご注意ください。

●服装指数 8日(土)までは昼間も冬のアウターを

上の図は、日中の服装指数です。8日(土)までは冬のコートが必要になる所が多く、北海道はダウンジャケットなどで万全の寒さ対策をしてください。9日(日)以降は、九州から東北ではトレンチコートや薄手のジャケットで過ごせそうです。ただ、朝晩はまだまだ寒い日が続きます。出かける時間に合わせて、重ね着やアウターなどで調節してください。

服装指数は、予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。

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