6日(水)15時、強い台風22号はフィリピンの東をゆっくりと西へ進んでいます。今後も西よりに進み、7日(木)は非常に強い勢力に発達するでしょう。日本への直接的な影響はない見込みですが、沖縄は強風やうねりを伴った高波、急な雷雨に注意が必要です。
●台風22号 非常に強い勢力で西よりへ
6日(水)15時、強い台風22号はフィリピンの東をゆっくりと西へ進んでます。衛星画像を見ても、眼もしっかりしていて、発達している様子が分かります。
台風22号は今後も西よりに進み、7日(木)は非常に強い勢力に発達するでしょう。
●沖縄は強風・高波・急な雷雨に注意
台風22号は日本列島から離れて進むため、日本への直接的な影響はない見込みです。
ただ、南西諸島まで張り出す高気圧と台風との間で気圧の傾きが大きくなり、沖縄では強い風が吹いて、波が高くなり、しける所があるでしょう。強風やうねりを伴った高波に注意が必要です。また、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるでしょう。8日(金)は落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。
●高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。