今日18日(金)は、高気圧周辺を回る湿った空気が流れ込むため、東日本から西日本の太平洋側を中心に激しい雨の降るおそれがあります。関東の太平洋沿岸や紀伊半島では、大雨、突風、ひょう、落雷などに注意・警戒が必要です。
●今日18日朝 紀伊半島で非常に激しい雨
高気圧周辺を回る湿った空気の影響で、紀伊半島や関東の太平洋沿岸に発達した雨雲がかかっています。今日18日(金)の朝は、三重県の尾鷲市で66.5mmの非常に激しい雨を観測したほか、御浜町(三重県)で43.0mm、那智勝浦町(和歌山県)で40.5mmの激しい雨が降りました。
●今日18日は大気の状態が不安定
今日18日(金)は、高気圧の中心が日本の東海上に離れ、日本付近には高気圧周辺の湿った空気の流れ込みが強まる見込みです。この時季としては暖かい空気が地上付近に流れ込むため、上空との気温差が大きく、東日本や西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
●太平洋側を中心に大雨・ひょう・突風に注意警戒を
今日18日(金)、関東では、このあと広い範囲で雨が降るでしょう。特に千葉県では雨雲が発達する見込みで、急な激しい雨による低い土地の浸水に注意・警戒してください。明日19日(土)の明け方にかけては、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。ひょうが降るおそれもあります。
和歌山県など紀伊半島では、今日18日の夕方にかけて、雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、西から近づく低気圧などの影響で、九州北部地方でも、今日18日の夕方から大気の状態が非常に不安定となる見込みです。急な強い雨や落雷、突風に注意が必要です。