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厳しすぎる残暑 まだまだ続く 11日は関東で猛暑日が増加 真夏と同じ熱中症対策を


今日10日(火)は北陸から九州で猛暑日が続出し、9月1位の高温記録を更新した所も。明日11日(水)も厳しすぎる残暑が続き、関東は今日より猛暑日地点が増えるでしょう。9月だからと油断せず、真夏と同じように熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

●10日は北陸~九州で猛暑日続出 9月の高温記録も

今日10日(火)は、北陸から九州にかけての日本海側を中心に気温が上がりました。
午後5時までの最高気温は、新潟県の新津(新潟市秋葉区)で37.2℃と、9月の1位の記録を更新。福岡県の久留米では37.0℃まで上がって9月1位タイとなったほか、36.8℃を観測した地点が福井県の三国(坂井市)、京都府の福知山、鳥取県の米子、福岡県の太宰府(9月1位)、佐賀県の伊万里(9月1位)の5地点と、あちらこちらで体温並みの暑さになりました。なお、佐賀県の伊万里や島根県の大田は今年一番の暑さでした。
また、福岡県の太宰府では、今日で猛暑日日数が52日と、全国の猛暑日日数の最多記録をさらに更新しました。

●厳しい暑さ収まらず 関東も猛暑日が増える

明日11日(水)も厳しすぎる残暑が続きます。
最高気温は東北から九州、沖縄にかけての広い範囲で軒並み30℃以上の予想で、所々で35℃以上の猛暑日となるでしょう。名古屋や大阪、広島、福岡は35℃の予想です。特に関東甲信では、今日より猛暑日地点が増えて、内陸部では体温並みの暑さになる所もあるでしょう。東京都心は34℃の予想です。

また、今日10日(火)は、気象庁から「高温に関する全般気象情報」が発表されました。
高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日があるため、東日本では9月16日(月)にかけて、西日本では9月17日(火)頃にかけて、最高気温が35度以上の猛暑日となる所があるでしょう。

来週はじめにかけても9月とは思えないような、体にこたえる暑さが続きそうです。睡眠不足の方や、夏の疲れが残っている方、体調がすぐれない方は熱中症リスクが高くなります。真夏と同様、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

●熱中症予防のポイント 改めて確認を

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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