今日22日は二十四節気「処暑」で、暦の上ではそろそろ厳しい暑さがおさまる頃。九州から東海、北陸を中心に猛烈な暑さとなり、鳥取市は40℃に迫る暑さ。一方、朝から雷雨となった関東は気温の上昇が抑えられ、30℃前後。週明けは、台風10号の北上でいったんは猛暑落ち着く。
●「処暑」も東海以西は危険な暑さ 関東は雷雨で暑さ落ち着く
今日22日は二十四節気の「処暑」です。暦の上ではそろそろ厳しい暑さがおさまる頃ですが、九州から東海、北陸を中心に猛烈な暑さが続いています。
特に日本海側はフェーン現象も加わり、体温を超える危険な暑さとなってる所があります。
午後2時30分までの最高気温は、鳥取市で39.4℃、福井県坂井市春江で38.6℃、鳥取県米子市で38.5℃と「処暑」とは思えない高温に。
国内の連続猛暑日記録を更新中の福岡県太宰府市では、今日22日で35日連続猛暑日となりました。名古屋市では36.0℃まで上がり、今年37日目の猛暑日となり、2018年の記録を上回って過去最多記録を更新しました。
一方、朝から雷雨となった東京都心は気温の上昇が抑えられ、午後2時までの最高気温は30.5℃となっています。関東は午後2時30分現在も、所々で雨や雷雨となり、気温は30℃前後にとどまっています。
●「大気不安定」続く 週明けは台風北上でいったん猛暑おさまる
日本付近には暖かく湿った空気の流れ込みやすい状況が続き、大気の状態が不安定となっています。
今日22日も昨夜に続き、東京都心など関東で雷雨となっていますが、しばらくは晴れても天気が急変しやすいでしょう。雨が強まると一気に気温が下がることもありそうです。
この週末あたりから猛烈な暑さの続いた東海から九州でも雨の降る日が増えて、いったん猛暑がおさまりそうです。
週明けからの気温に変化をもたらすのは、日本のはるか南を北上している台風10号です。週明けは台風10号の影響で雨や風の強まる所があるため、今後の進路にご注意ください。
気温が下がっても一時的で、また8月下旬以降は厳しい残暑が予想されています。しっかりと栄養と睡眠をとって体力を温存しておきましょう。