今日21日も関東は大気の状態が非常に不安定。都心の空には発達した積乱雲から局地的に雨が強く降る際に見られる「雨柱」が出現。今夜遅くにかけて、関東は発達した積乱雲が通過し、局地的に滝のような雨や落雷、竜巻などの突風の恐れも。帰宅時間帯は天気の急変に注意を。
●東京都・神奈川県に「大雨警報」発表 今夜遅くにかけて滝のような雨や雷雨
今日21日も関東は大気の状態が非常に不安定となっています。
東京都心の空には、発達した積乱雲から局地的に雨が強く降る際に見られる「雨柱」の出現も。
東京都世田谷区では、午後5時30分までの1時間に30.0ミリの激しい雨を観測しました。
午後5時30分現在、東京都世田谷区と神奈川県横浜市、川崎市には大雨警報が発表されています。今夜はじめ頃にかけて、道路の冠水や低い土地の浸水に警戒してください。車の運転はアンダーパスを通るのは非常に危険ですので控えてください。
関東は今夜遅くにかけて、局地的に滝のような雨が降ったり、落雷、竜巻などの突風の恐れがあります。
帰宅時間帯は天気の急変に十分注意をしてください。雨雲レーダーを確認し、発達した雨雲が近くを通過している際には、雨がおさまるまで安全な場所で過ごして、移動を控えるなど対策が必要です。
●街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。