今日16日も、東海から九州は猛烈な暑さが続く。熱中症対策を万全に。気温の上昇に伴い、大気の状態が不安定に。所々で雨雲や雷雲が発達。
●関東は台風接近で荒天 台風の進路から遠い地域は厳暑 所々で雷雨
今日16日は、非常に強い台風7号が北上。台風の接近に伴い、関東甲信は雨と風がともに強まり、沿岸部では看板が飛ばされるような暴風の吹く所があるでしょう。東北は太平洋側ほど雨の所が多く、午後は風も強まってきます。静岡県も昼頃まで雨や風の強まる所があるでしょう。
東海3県や北陸、近畿から九州は強い日差しが照り付けて、体にこたえる暑さ。日中の気温は広い範囲で35℃前後まで上がり、東海では40℃に迫る所もあるでしょう。熱中症に警戒が必要です。気温の上昇や湿った空気の影響で、大気の状態は不安定。所々で雨や雷雨となり、激しい雨が降ってくる恐れもあります。
沖縄は、気圧の谷の影響で断続的に雨。雷雨の所もあるでしょう。
北海道は晴れ間が広がりますが、湿った空気が入る東部では雲が多く、にわか雨の可能性があります。
●熱中症の応急処置
今日も東海から九州を中心に厳しい暑さが続きます。
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。