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「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産へ 評価機関が登録勧告


文化庁は、日本の伝統的なこうじ菌を用いた酒造り技術が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の評価機関によって無形文化遺産として推薦されたと発表しました。この技術は、日本酒や焼酎、泡盛などの製造に用いられ、伝統的にカビの一種であるこうじ菌を使ってコメを発酵させる方法です。2023年12月にパラグアイで開催される委員会での正式決定が見込まれており、登録されれば日本国内で23件目の無形文化遺産となります。この技術が無形文化財として登録されることで、酒造りの技術や文化に対する関心が高まることが期待されています。

 文化庁は5日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が「伝統的酒造り 日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。12月2~7日にパラグアイで開かれるユネスコ政府間委員会で正式決定する見通しだ。登録されれば国内では23件目になる。

 日本酒や本格焼酎、泡盛などの伝統的酒造りは、カビの一種である「こうじ菌」の力を借り、コメなどの原料を発酵させる日本古来の技術。種こうじ屋が醸造に適したこうじ菌を育み、杜氏(とうじ)や蔵人たちが各地の気候や風土に応じ手作業で築き上げる中で独自の進化を遂げてきた。

 伝統的酒造りは2021年12月、国の登録無形文化財になった。文化審議会がユネスコ無形文化遺産の候補として選定し、22年3月に政府が登録申請した。

 日本の伝統的な酒類は、多くで国内消費が減少している。関係者は、登録実現で酒造りの技術や文化に関心が高まり、好転につながることを期待する。【植田憲尚】

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