向こう1か月の北海道は、暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年より高く経過するでしょう。来週にかけて一旦暑さの落ち着く所もありますが、9月を前に再び残暑が厳しくなりそうです。台風7号は北海道付近から離れて進んでも、今週末は、北海道の太平洋側の海域ではうねりを伴った高波に注意が必要です。
●1週目(8月17日~23日) 台風7号からのうねりに注意 暑さの落ち着く所も
この期間の道内は、天気は数日の周期で変わり、太平洋側は平年より気温が高いですが、オホーツク海側では平年並みの気温となる見込みです。オホーツク海側ではこの先一週間の最高気温が22度前後で、日中も涼しいくらいになりそうです。日本海側は平年並みか高いですが、来週の前半は札幌でも最高気温が25度前後に落ち着くなど、一旦暑さの落ち着く所もありそうです。なお、台風7号は、北海道付近から離れて進んでも、今週末は太平洋側の海域でうねりを伴った高波となる見込みです。夏休みなどで海の近くで過ごす予定のある方は十分に注意して下さい。
●2週目(8月24日~30日) 各地で厳しい残暑 例年より日ざしの強い所も
この期間の道内は、各地とも平年より気温が高くなるでしょう。天気は数日の周期で変わりますが、太平洋側では、湿った空気の影響を受けにくいため、平年に比べ晴れの日が多くなる見込みです。太平洋側では気温が高い中、強い日ざしを伴い、気温以上に暑く感じられる日も多くなりそうです。
●3~4週目(8月31日~9月13日) 日々の気温変化にも注意
この期間の道内は、各地とも天気は数日の周期で変わるでしょう。気温は平年より高く経過しますが、前線や台風が北海道付近を通過した後は、一気に気温の下がることがあります。9月に入っても、道内は残暑の厳しい日が多くなりそうですが、日々の気温変化にも注意をしてください。