来週に入ると危険な暑さは収まりますが、不安定な天気となる日が多くなりそうです。平野部でも突然の激しい雨や雷雨となる可能性があり、天気の急変に注意が必要です。
●高気圧の勢力弱まる
この先は、夏空をもたらす太平洋高気圧の勢力が弱まる見込みです。関東地方は週明け以降、湿った空気が流れ込みやすく、不安定な天気となります。
山沿いだけでなく、南関東の平野部でも雨雲が発生・発達して、ゲリラ豪雨となる可能性が高くなりそうです。午後を中心に天気が変わりやすくなるため、来週は空模様の変化に注意が必要です。
空が急に暗くなってきたり、冷たい風が吹いてきたら、発達した雨雲や雷雲が近づいているサインです。スマホの雨雲レーダーで周辺の雨の様子を確認するなどして、雨を上手く避けたいところです。
川のレジャーの際は、川の上流部での雨の降り方にも注意してください。
●蒸し暑さが続く
太平洋高気圧の勢力が弱まるため、今週と比べると極端な暑さとなる所は少なくなりそうです。
ただ、それでも関東の主要都市の最高気温は33度前後の日が続き、この先も連日蒸し暑くなる予想です。また、朝晩も気温が高く、夜は熱帯夜となる所がほとんどです。一日を通して引き続き熱中症対策が欠かせません。
一方、関東近郊の避暑地をみると、軽井沢や草津、河口湖では最高気温が30度に届かない日がほとんどの予想です。暑さをしのぐには、やはり比較的標高の高いエリアか海沿いがよさそうです。