7月最終日の今日も関東から九州は危険な暑さとなりました。明日8月のスタートも関東から西は広い範囲で35℃以上の猛暑日が続き、名古屋など40℃に迫る可能性も。明日8月1日以降は週末にかけては、晴れて猛烈な暑さはまだ長続きする見通しで、危険な暑さは長期戦に。
●7月最終日も体に堪える暑さ 東京は6日連続の猛暑日
今日31日も関東から九州にかけて広い範囲で35℃以上の猛暑日となり、気温だけでなく湿度も高く、危険な暑さが続きました。
最高気温が最も高かったのは、三重県紀北町で38.7℃、浜松市でも38.0℃に達するなど体温を大幅に上回る暑さになった所もありました。
東京都心は35.6℃まで上がり、今日で6日連続の猛暑日となり、名古屋市では37.3℃とうだるような暑さで1週間連続の猛暑日となりました。
●この7月は昼夜問わず暑かった 記録的暑さに
7月1日~昨日30日まで30日間の平均気温は、全国的に平年を上回り、大幅に上回った所もありました。
特に北海道では多くの所で、平年に比べて3.0℃前後高くなり、十勝地方の浦幌町では平年より4.4℃も高くなりました。東京都心も平年より3.0℃も高い気温でした。
7月最終日の今日31日も高温続きとなったため、今年7月の平均気温は統計開始以来1位もしくは2位となる所が続出し、記録的な暑さとなる可能性が高くなっています。
今月20日~今日31日まで、全国のどこかで38℃以上の最高気温が観測される日が12日間続きました。また、昼夜問わず気温が高く、7月として過去最も高い最低気温を更新した所が多々ありました。※浜松市で30.3℃、千葉市で29.9℃など。(いずれも7月29日に観測)
●明日8月も猛暑スタート 40℃に迫る所も 東北・北陸で梅雨明けか
明日8月スタートも猛烈な暑さが続くでしょう。関東から西は広い範囲で35℃以上の猛暑日が続き、「熱中症警戒アラート」も広く発表されています。名古屋は39℃と、40℃に迫りそうです。
明日1日から太平洋高気圧が北へ勢力を広げるでしょう。遅れている東北、北陸地方の梅雨明けが近そうです。
強い日差しとともに、体に堪える暑さが続くため、熱中症には厳重に警戒をしてください。週末にかけて、関東や東海や近畿の内陸部を中心に、体温を大幅に超える38℃以上の暑さが続く所もあるでしょう。長期戦の危険な暑さとなりますので、体調を整えて昼夜問わず、熱中症に気を付けてお過ごしください。
また、週末にかけて晴れる日が多いものの、局地的な大雨や雷雨には注意が必要です。積乱雲が近づく兆しがあれば、早めに頑丈な建物に移動するようにしましょう。