子供たちの夏休みがスタートした今日20日(土)、関東~沖縄では最高気温35℃以上の猛暑日続出。12日ぶりに猛暑日が130地点を超えました。明日21日(日)は今日以上に気温が上がり、猛暑日地点は2倍の200地点を超える予想です。来週は名古屋などで38℃と体温超えの猛烈な暑さが続く予想。危険な暑さは長期戦となりそうです。
●夏休みスタート 猛暑日地点は12日ぶりに130地点超え
子供たちの夏休みがスタートした今日20日(土)、関東~沖縄は最高気温35℃以上の猛暑日続出。
全国で一番気温が上がったのは静岡市で38.9℃。次いで、東京都府中市38.0℃など体温超えの暑さとなりました。宮崎県三郷町南郷(神門)では37.8℃と、7月1位の値を更新しました。
東京都心は35.8℃と、12日ぶりの猛暑日。那覇は35.5℃と、今年7回目の猛暑日(過去最高8日)となり、あと一日猛暑日になれば、年間猛暑日日数が過去最多タイとなる見込みです。
北海道も所々で今年一番の暑さとなり札幌は33.0℃、内陸では猛暑日に迫る所もありました(各地とも15時までの最高気温)。
15時までの猛暑日地点は136地点と、12日ぶりに130地点を超えました。
【最高気温(15時まで)】
旭川 33.4℃(今年最高タイ)
仙台 32.0℃
金沢 30.3℃
東京都心 35.8℃(12日ぶりの猛暑日)
名古屋 35.2℃
大阪 34.4℃
松山 35.4℃
高知 34.0℃
福岡 35.6℃
那覇 35.5℃(今年7回目の猛暑日)
●明日21日(日)更に暑い 猛暑日地点は2倍の200地点超え
明日21日(日)は、今日以上に気温が上がり、猛暑日地点は今日の2倍、200地点を超える予想です。
予想最高気温は、関東~沖縄で35℃の猛暑日続出。東京都心や福岡35℃、大阪36℃、名古屋は38℃と体温超えの危険な暑さになる見込みです。
その後も、猛烈な暑さが続き、東京都心は24日(水)にかけて35℃以上の猛暑日、名古屋は3日連続で38℃予想など、猛烈な暑さが続く見込みです。内陸では、40℃に迫る所もありそうです。
激しい運動は原則注意。「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い、暑さを感じにくい高齢者や小さなお子さんにはこまめに声かえするなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。
また、夜も気温の下がり方が鈍く、熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続く見込みです。日中だけでなく、夜の熱中症にも注意が必要です。エアコンは朝までつけっぱなしにする、寝る前やトイレにいった際は必ず水を飲む、枕元に水を置いておくなど、対策をとりましょう。
●10年に一度レベルの高温予想
気象庁は7月18日(木)、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。この情報は「10年に一度レベルの高温」が予想される場合に発表されます。7月24日(水)ごろから5日間ほどは、北海道の一部を除き、全国的に気温が平年よりかなり高くなる見込みです。東日本・西日本を中心に猛暑日続出、熱帯夜続出となる見込みです。連日の暑さで、疲れがたまるため、熱中症の危険度が高まります。
長期予報では、8月も全国的に気温は高く、9月も残暑が予想されています。危険な暑さは長期戦となるため、健康管理はもちろん、農作物の管理や食中毒などにもご注意下さい。