7月21日(日)未明~明け方、東の空で火星とおうし座のプレアデス星団が最接近します。夏休み最初の天体ショーが見られる所は?
●火星とプレアデス星団が最接近
7月中旬~下旬ごろ、未明から明け方の東の空で、火星とおうし座のプレアデス星団が接近して見えます。
最接近は7月21日ごろで、約5度まで近づき、前後数日間は双眼鏡の同一視野で見ることができます。
【観察ポイント】
・時間:7月21日未明~明け方
・方角:東の空
・観察方法:肉眼でOK、双眼鏡を使うと星団がより見やすい
空が暗いうちに観察すれば、火星の赤っぽい色とプレアデス星団の星々の青っぽい色も印象的に感じられそうです。近くには天王星もあるので、こちらも一緒に探してみましょう。
●天体ショー楽しめる所は?
今夜(20日土曜)にかけて、西日本~北日本では大気の状態が不安定。落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、降ひょうに注意が必要ですが、日付が替わる頃からは雨や雷雨の範囲は狭くなる見込みです。
沖縄や九州~東海では、天体ショーを楽しめる所が多いでしょう。夏休みに入ったお子さんは、少し早起きして天体観察をするのも良さそうです。関東は北部では晴れますが、南部では曇りや雨となりそうです。東北や北海道は雲が多く、天体観察は難しそうです。