三連休にかけても梅雨前線が本州付近に停滞し、九州から関東甲信、東北は梅雨空の続く所が多いでしょう。西日本では警報級の大雨となるおそれがあり、特に九州ではわずか3日程度で、7月ひと月分に匹敵する雨が一気に降ってしまう所も。来週後半は太平洋高気圧が勢力を強めるため、続々と梅雨明けの発表があるかもしれません。
●11日(木)~17日(水) 梅雨末期の大雨に警戒
明日11日(木)は、九州から近畿、東海は昼頃にかけて激しい雨が降り、局地的には非常に激しく降るでしょう。関東甲信は日中を中心に雨で、北陸は夕方にかけて所々で激しい雨が降りそうです。東北は明け方まで激しい雨や雷雨の所があるでしょう。大雨による土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
12日(金)から15日(月・海の日)にかけても梅雨前線は本州付近に停滞します。九州から関東甲信、東北は発達した雨雲が流れ込みやすく、雨の強まる時間があるでしょう。西日本では警報級の大雨となるおそれもあり、特に九州ではわずか3日程度で、7月ひと月分に匹敵する雨が一気に降ってしまう所も。三連休のお出かけに大きな影響がありそうです。tenki.jpで最新の予報を確認してください。
ここ数日のような極端な暑さはなく、最高気温は九州から関東でも30℃に届かない日があるでしょう。ただ、湿気がたっぷりで、蒸し暑さが続きます。熱中症にかからないよう、エアコンや除湿器などを使い、気温だけでなく湿度も調節しましょう。
●18日(水)~23日(火) 続々と梅雨明けか 猛暑日や熱帯夜が増加
この期間は九州から関東甲信で晴れる日が多く、続々と梅雨明けの発表があるかもしれません。東北は雲が広がりやすく、北海道もぐずついた天気でしょう。
九州から関東甲信を中心に日中の厳しい暑さと寝苦しい夜が続き、特に来週末以降は猛暑日や熱帯夜の所が増えるでしょう。雨が続いた後に晴れると気温が急激に上がって、熱中症のリスクが高くなりますので、注意が必要です。また、体にこたえる暑さが長く続くことが考えられますので、栄養や睡眠をしっかりとって、暑さに負けない体作りを心がけましょう。