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1か月予報 GW後半は熱中症注意 その後も暑さ続く 沖縄・奄美は梅雨入り近づく


気象庁は今日2日、最新の1か月予報を発表しました。ゴールデンウィーク後半は特に東日本で気温が高く、その後も全国的に高温傾向が続くでしょう。熱中症に注意してください。沖縄・奄美では5月中旬以降、くもりや雨の日が多くなり、梅雨入りとなる可能性があります。

●1か月予報 全国的に高温傾向 北日本や沖縄・奄美などでくもりや雨の日が多い

気象庁は今日(2日)最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、この先、日本付近には暖かい空気が流れ込みやすい予想で、向こう1か月の気温は全国的に高い傾向です。東日本、西日本、沖縄・奄美では高く、北日本では平年並みか高いでしょう。
天候は、北日本を中心に低気圧や前線の影響を受けやすいため、北日本と、東日本の日本海側では降水量が平年並みか多い予想です。また、沖縄・奄美では、湿った空気の影響を受ける時期があるため降水量が平年並みか多い予想で、長雨の季節が近づいています。

●ゴールデンウィーク後半 東日本で特に気温高い 熱中症に注意を

1か月予報の予報期間のはじめ、特にゴールデンウィーク後半は東日本で気温が高いでしょう。4日(土・みどりの日)や5日(日・こどもの日)は最高気温が25℃以上の夏日となる所が多く、内陸では30℃以上の真夏日となる所もある見込みです。身体が暑さに慣れていない時期ですので、屋外でのレジャー・運動の際はもちろん、室内でも熱中症に気をつけてください。

6日(月・振替休日)から8日(水)にかけては低気圧や前線が日本付近を通過するため、北日本と東日本で雨が多い傾向です。前線が通過するタイミングは、急な強い雨や落雷などに注意が必要です。

●5月中旬~ 沖縄・奄美では梅雨入りも

5月中旬以降も、全国的に気温は高い傾向で、季節先取りの暑さが続きそうです。
天候は、東日本、西日本は平年同様晴れる日が多いでしょう。北日本では低気圧や前線の影響を受ける時期があり、降水量はやや多い傾向です。
一方、沖縄・奄美は、5月中旬以降、前線や湿った空気の影響を受けやすい見込みです。2週間先までの予報では、12日(日)ごろまでは晴れる日が多いですが、その後は曇りや雨の日が続く予想です。
梅雨入りは平年では、沖縄が5月10日ごろ、奄美が5月12日ごろです。日本気象協会では沖縄・奄美の今年の梅雨入りを5月中旬と予想していて、まもなく梅雨入りし、長雨の季節となりそうです。本格的な雨のシーズンの前に、雨どいや側溝などを掃除して水はけを良くしておくとよいでしょう。

【北日本】北海道・東北
【東日本】関東甲信・北陸・東海
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】奄美地方・沖縄地方

●熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

①暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。

②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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