明日25日(木)は天気が回復し、明後日26日(金)は夏日急増、ゴールデンウィーク前半の28日(日)と29日(月)昭和の日も夏日の所があり、汗ばむ陽気になるでしょう。ゴールデンウィーク後半も急な暑さに注意してください。
●27日(土)ゴールデンウィーク初日は福井を中心に雨か
ゴールデンウィーク初日の27日(土)は、本州の南岸にのびる前線上を低気圧が東に進む見込みです。北陸地方では雲が広がりやすく、低気圧に近い敦賀や福井を中心に雨が降るでしょう。なお、低気圧の動きや前線の位置の予測にはまだ幅があるため、常に最新の予報を確認するようにしてください。
●ゴールデンウィーク前半 夏日続出 初夏の汗ばむ陽気
先週4月15日から16日は、南から暖かい空気が流れ込んで各地で気温が上がりました。最高気温は北陸地方の広い範囲で25℃以上の夏日、特に新潟県三条で32.5℃の真夏日になるなど新潟のアメダス6地点で4月の観測史上1位を観測し、この時期としては記録的な暑さとなりました。
そして、明後日26日(金)からは再び南から暖かい空気が流れ込む見込みです。各地で晴れて、福井や石川、富山、新潟の内陸部を中心に約10日ぶりの夏日になるでしょう。
27日(土)は暑さが一旦落ち着く所が多いですが、28日(日)と29日(月)昭和の日は福井や石川を中心に再び夏日となり、初夏の汗ばむ陽気になりそうです。
●ゴールデンウィーク後半 低気圧が次々と通過 日ごとの気温差大
5月1日(水)から5日(日)こどもの日にかけては、低気圧が本州付近を次々と通過する見込みです。長く降り続くことはありませんが、低気圧の通過時は一時的に雨脚の強まる時間帯もあるでしょう。なお、こちらも低気圧の動きにはまだ幅があるため、常に最新の予報をご覧ください。
また、低気圧の通過後は北から冷たい空気が流れ込むため、20℃に届かないヒンヤリする日もあるでしょう。
一方、6日(月)は高気圧に覆われて、南から暖かい空気が流れ込む見込みです。各地で晴れて行楽日和ですが、急な暑さには再び注意が必要です。
●急な暑さによる熱中症に注意
2024年のゴールデンウィークは、日ごとの気温差が大きく、急な暑さに注意が必要です。天気予報をこまめに確認し、服装で上手に調整しましょう。特に、この時期はまだ体が暑さに慣れていないため、急に暑くなる日は熱中症にかかる危険性が高くなります。
屋外レジャーや田植えなど農作業は、つばの大きい帽子でなるべく直射日光を避け、こまめな水分補給や休憩を心がけてください。子どもや高齢者、障がい者の方々は、特に熱中症リスクが高くなりますので、周りの方が注意し、声をかけてあげましょう。