関西では、今週の木曜日ごろからは一段と強い寒気が流れ込み、北部だけでなく京都市内などの都市部でも雪の積もる恐れがあります。気温は平年より低くなるため、低温と大雪に注意が必要です。
●19日(火)~25日(月) 北部だけでなく中部と南部でも大雪になる恐れ
関西では、明日19日火曜日は雨の降る所が多く、北部や山沿いでは雪が交じる所もあるでしょう。
20日水曜日は、いったん天気が持ち直しますが、21日木曜日以降は強い寒気が流れ込み、北部だけでなく中部や南部でも雪の降る所がある見込みです。
この冬、これまでよりも一段と強い寒気が流れ込み、山沿いだけでなく都市部でも積雪となる恐れがあります。
また、木曜日からは気温が平年より低く、氷点下の冷え込みになる所もあるでしょう。
積雪や路面の凍結による交通機関の乱れや、体調の管理などに注意が必要です。
●26日(火)~31日(日) 大晦日は広く冬晴れに
26日の火曜日から大晦日にかけて、関西の中部と南部では、晴れる所が多いでしょう。
北部では、30日の土曜日までは雨や雪が降りやすいですが、大晦日は大体晴れる見込みです。
昼間は極端に気温が低い日はないものの、朝晩は北部や内陸部を中心に0度くらいまで気温が下がる日もあるため、引き続き路面の凍結に注意が必要です。
●路面の凍結に注意
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。