今日17日は強い寒気が流れ込み、未明から日中にかけて気温が下がった所が多くなっています。15時の気温は、札幌市でマイナス2.7℃、大阪市で6.5℃、福岡市で4.8℃と真冬並みの厳しい寒さとなりました。
●真冬並みの厳しい寒さに
今日17日は強い寒気が流れ込み、未明から日中にかけて気温の下がっている所が多くなっています。
15時の気温は札幌市でマイナス2.7℃、秋田市で0.4℃、新潟市で0.9℃と風も強く、凍えるような寒さとなっています。
東京都心は未明に17.2℃を観測しましたが、15時の気温は11.4℃となりました。昨日の15時の気温と比べ、8.7℃も低く、この時期らしい寒さとなっています。
大阪市は未明に10.3℃を観測したものの、15時は6.5℃と真冬並みに。福岡市も15時の気温は4.8℃と真冬の厳しい寒さとなりました。
●明日18日朝は冷え込み強まる
明日18日の朝は冷え込みが強まるでしょう。
最低気温は札幌市はマイナス7℃、仙台市はマイナス1℃と今季一番の冷え込みとなりそうです。東京都心や大阪市は4℃、名古屋市で3℃と霜が降りるほど冷えそうです。広島市や松江市で1℃、高知で0℃と氷が張るほどの冷え込みとなるでしょう。
日本海側を中心に雪が降り、太平洋側にも所々に雪雲が流れ込んでいます。濡れた路面が冷えて、凍結する所もありそうです。車の運転は積雪や路面の凍結にご注意ください。
●路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。