関東地方は、この先は気温の変化が大きくなります。明日9日(土)と10日(日)は12月とは思えない暖かさになり、行楽日和でしょう。ただ、11日(月)は気温が急降下するため、寒暖差に注意が必要です。
●9日(土)と10日(日) 12月とは思えない暖かさ 行楽日和
明日9日(土)と10日(日)は本州付近は高気圧に覆われて、関東地方はたっぷりの日差しが降り注ぐでしょう。
朝は冷えますが、日中は日差しとともに気温がグンと上がりそうです。最高気温は20℃くらいの所が多く(東京都心は平年より7℃ほど高い)、12月とは思えない暖かさになるでしょう。昼間は上着がなくても過ごせるくらいです。関東の市街地では紅葉の見ごろを迎えている所があり、「紅葉狩り日和」とも言えそうです。
●11日(月) 気温急降下 冬の寒さが戻る
11日(月)から12日(火)にかけては、前線を伴った低気圧が太平洋沿岸を通過する見込みです。
11日(月)は一転して、雲に覆われるでしょう。日中は日差しがほとんどなく、気温はほとんど上がりません。最高気温は10℃を少し超えるくらいで、冬の寒さが戻りそうです。10日(日)と11日(月)の予想最高気温の差が10℃近くになり、寒暖差が身体に堪えるでしょう。日差しが少ない上に、北よりの風が吹くため、より寒く感じられそうです。
12日(火)は広い範囲で雨が降り、雨脚が強まる所もあるでしょう。次第に南よりの風に変わり、沿岸部を中心に強まりそうです。
●気温と服装の目安
週明けは気温が急降下するため、服装選びに注意が必要です。
9日(土)と10日(日)は昼間は20℃くらいまで上がり、長袖シャツ一枚でも過ごせるくらいです。ただ、朝晩は10℃を下回るため、コートが必要です。朝晩と昼間の気温差が10℃以上になりますので、服装でうまく調節してください。
12日(月)は冬の寒さに戻るため、日中でもコートが必要です。北風でより寒く感じられますので、マフラーや手袋など冬のアイテムがあると良さそうです。
お出かけする時間帯に合わせて調節できる服装にしましょう。上の図は、人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。