この先も寒暖差が大きいため、体調管理に注意が必要です。11日(月)から12日(火)は太平洋沿岸を低気圧が通過するため、西日本や東日本を中心に荒れた天気になりそうです。大雨になるおそれもありますので、最新の気象情報をこまめに確認しましょう。
●明日8日(金) 朝は冷え込む 日中は広く晴れる
今日7日(木)の夜は、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んできます。北海道や東北の日本海側では、標高の高い所を中心に雨から雪に変わる所が多いでしょう。東北北部では平地でも雪になる所がありそうです。路面状況の変化にご注意ください。
明日8日(金)の朝は、北海道は最低気温が0℃未満の冬日になる所が多く、東北も霜がおりるくらいの冷え込みになりそうです。平年よりまだ高い所がほとんどですが、けさと比べると大幅に低くなる所もあるでしょう。朝は風の強い状態が続き、体感的には数字よりも寒く感じられそうです。暖かい服装でお出かけください。
冬型の気圧配置は長続きしません。明日8日(金)は、本州付近は次第に高気圧に覆われるでしょう。
北海道から東北の日本海側や北陸の天気も回復して、日中は広い範囲で日差しが届きそうです。
最高気温はきょうより低くなりますが、この時期としては高い所がほとんどです。風が収まって、日差しの温もりを感じることができるでしょう。
●週末から週明け 寒暖差大 関東で10℃以上も下がる
9日(土)は高気圧に覆われますが、オホーツク海付近を低気圧が発達しながら通過する見込みです。
広い範囲で晴れるでしょう。低気圧に向かって暖かな風が吹くため、日中は気温がグンと上がりそうです。最高気温は九州から東北で20℃前後の所が多く、12月とは思えない暖かさになるでしょう。日中は上着がなくても過ごせるくらいです。行楽日和になりますが、朝晩と昼間の気温差が大きいため、服装でうまく調節してください。
10日(日)は北⽇本を中⼼の冬型の気圧配置になり、北⽇本には再び強い寒気が南下する見込みです。北海道では9日(土)と10日(日)の予想最高気温の差が15℃くらいと、大きくなりそうです。
関東でも、10日(日)と11日(月)の予想最高気温の差が10℃以上で、寒暖差が身体に堪えるでしょう。11日(月)は日差しがほとんどなく、気温も横ばい。北よりの風も吹いて、真冬のような体感になりそうです。マフラーなどで首元をしっかりと温めましょう。
●11日(月)から12日(火)頃 荒れた天気や大雨のおそれも
11日(月)から12日(火)頃は、前線を伴った低気圧が太平洋沿岸を通過する見込みです。
西日本や東日本を中心に風が強まり、荒れた天気になるでしょう。
11日(月)は西から雨の範囲が広がり、12日(火)は九州から東北の広い範囲で雨が降りそうです。この時期としては雨の降る量が多くなり、大雨になるおそれもあります。
上空に寒気も入ってくるため、関東甲信の標高の高い山や東北では内陸を中心に湿った雪が降り、雪の降り方が強まることもありそうです。北海道も12日(火)は次第に雪で、14日(木)にかけて断続的に降るでしょう。