東京都心周辺では、11月下旬にかけて沈む太陽と富士山が重なる「ダイヤモンド富士」が見られる所が多くなります。晴れた日の夕方は、富士山の方向を眺めてみませんか。
●ダイヤモンド富士とは 見られる期間は?
ダイヤモンド富士とは、富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間に、太陽がまるでダイヤモンドが輝くように見える現象です。富士山が東もしくは西の方向に見える場所で、気象条件がよければ年に2回、ダイヤモンド富士が見ることが出来ます。
11月下旬にかけて、東京都内や千葉県内などでは、夕日が沈む瞬間にダイヤモンド富士が見られる所があります。うるう年の関係で、地点によって1~2日程度の幅がありますが、18日(土)と19日(日)は千葉県我孫子市の旧村川堅固別荘周辺の斜面緑地や古利根沼。21日(火)は都立浅間山公園、28日(火)と29日(水)は埼玉県の川口市荒川運動公園などで、ダイヤモンド富士に遭遇できるチャンスがあります。
●サンシャイン60 20日(月)までチャンスあり
日本気象協会がある東京都豊島区サンシャイン60からは、きょう14日(火)から20日(月)にかけて、ダイヤモンド富士が見られるチャンスです。時間は午後4時20分頃です。
きょう14日(火)は夕方から雲が増えてきますが、見られる可能性があります。17日(金)は雨が降る予想で、あいにくの天気となるでしょう。晴れた日の夕方は、富士山の方向を観察してみてください。