中国地方は今週も気温変化が大きいでしょう。9日は夏日の所があるものの、10日の雨の後は晩秋らしい気温になる見込みです。そして、来週初めは12月上旬並みの寒さとなる所があるでしょう。暖房器具の準備などを進めておくとよさそうです。
●10日は寒冷前線が通過 その後は西高東低の気圧配置に
きょう6日の中国地方は、寒冷前線の通過に伴い雨や風が強まっています。山陰では最高気温が28℃台となるなど、11月の観測史上最高を記録しています。
向こう一週間は短い周期で天気が変わります。
9日は再び日本海に前線がのび、前線に向かって暖かな空気が流れ込むため、日本海側ほど気温が上がりやすいでしょう。
10日は寒冷前線が通過し、その後は西高東低の気圧配置に変わる見込みです。中国地方には寒気が流れ込むため、一転して風が冷たくなるでしょう。
●9日は山陰で最高気温25℃も 10日は20℃に届かず 来週初めは12月上旬並み
●あす7日は天気が回復に向かうでしょう。山陰で午前中は雲の広がる所がありますが、山陽を中心に晴れて、昼間は過ごしやすい陽気になる見込みです。ただ、午前中は西寄りの風がやや強いでしょう。
8日も晴れて、日中は過ごしやすい陽気となる見込みです。ただ、朝は冷え込みが厳しく、最低気温は沿岸部でも10℃以下となるでしょう。朝晩と昼間の寒暖差が大きくなる見込みです。
9日は次第に雲が広がりやすくなるでしょう。山陰では最高気温が25℃以上の夏日になる所もあり、季節外れの暑さとなりそうです。
●10日は雨が降り、日中はあまり気温が上がらないでしょう。その後寒気が流れ込むため、山陰や山陽北部で雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込みです。この時期らしい気温となり、来週初めの12日から13日は、山陰や山陽北部で最高気温が10℃を少し超えるくらいとなるなど、一気に12月上旬並みの寒さとなるでしょう。
急な寒さに備えて、暖房器具の準備などを進めておくとよさそうです。