札幌では本日(24日)、11時40分、35度0分に達し、昨日(23日)に続き2日連続の猛暑日となりました。札幌で2日連続で猛暑日が観測されるのは、2000年7月31日から8月1日にかけて観測されて以来、23年ぶりのことです。
●札幌 統計開始以来、2回目の2日連続猛暑日に
札幌で2日連続で35度以上の猛暑日が観測されたのは、統計開始以降、2000年の7月31日から8月1日にかけての1回しかこれまでありませんでした。また、統計開始から昨年まで、札幌では、8月下旬に猛暑日の観測がありませんでした。「お盆を過ぎたら涼しくなる」という肌感覚の方も、道内の方は多いかと思いますが、これまで経験したことのない時期に札幌では猛烈な暑さになっています。
●明日も道内では暑さが続く 札幌も猛暑日の可能性
明日(25日)も、札幌は厳しい暑さが続き、最高気温は35度前後の見込みです。もし、明日猛暑日となると、札幌では統計開始以来初めて3日連続での猛暑日ということになります。その他の道内も、内陸は34度前後、沿岸でも30度くらいと、平年を大幅に上回る暑さが続く見込みです。危険な暑さが続くため、引き続き熱中症に厳重に警戒が必要です。
●夜間の熱中症にも注意
昨夜(23日)午後6時から、今朝(24日)午前6時にかけての札幌の最低気温は26度3分と、札幌では今年8回目の熱帯夜となりました。今夜から明日朝にかけても、気温の下がり方が鈍く、今年9回目の熱帯夜となりそうです。今夜も厳しい寝苦しさとなるため、夜間の熱中症にも注意が必要です。通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、エアコンがある場合は適切に使用するようにしましょう。エアコンのないご家庭も道内では多いかと思います。扇風機で部屋の空気を循環させ保冷剤を日中のうちから用意して暑さに備えるなど、可能な限りの対策をとるようにしましょう。
