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寝苦しかった夜 けさも早いペースで気温上昇中 午前9時までに静岡33.5℃


昨夜からけさ(12日)も気温はあまり下がらず、熱帯夜となった所も。気温は早いペースで上昇中で、午前9時までに30℃を超えた所があり、静岡市では33.5℃まで上がっています。寝苦しさと日中の猛烈な暑さが続いており、体力に自信がある方も熱中症対策が欠かせません。

●熱帯夜のち猛暑 午前9時までに30℃超も

昨夜からけさ(12日)にかけても気温はあまり下がらず、東北南部から九州、沖縄にかけての所々で熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)となりました。午前8時までの最低気温は、福岡市27.2℃、兵庫県神戸市26.3℃、三重県津市26.0℃、宮城県仙台市25.8℃、広島市と松山市25.7℃と、いずれも今年これまでで最も高く、かなり寝苦しくなりました。

暖かい空気が残る中、気温は早いペースで上がっており、午前9時までに30℃を超えた所があります。午前9時までの最高気温は、静岡市33.5℃、千葉県鴨川市32.7℃、千葉県市原市32.6℃、福井県美浜町32.5℃、岩手県釜石市32.4℃です。

●関東は広く35℃以上に 内陸部は危険な暑さ

日中は晴れ間の出る太平洋側で35℃を超える所があり、体にこたえる蒸し暑さが続くでしょう。特に関東の内陸部では37℃以上と、体温を超えるような危険な暑さが予想されます。

寝苦しさと日中のうだるような暑さが続いています。睡眠不足の日や体調が優れない日は熱中症のリスクが高くなります。体力に自信がある方も油断せず、定期的に休憩や水分をとるなど、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

●熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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