ゴールデンウィークは、数日周期で天気が変わりそうです。お出かけ日和はいつになるか、天気の崩れはいつになるか、解説いたします。
●30日にかけては天気下り坂
29日は気圧の谷が北海道付近に近づくでしょう。東の高気圧との間で気圧の傾きがやや急となり、全道的に雲に覆われ、風がやや強く吹くでしょう。日中いっぱいは天気の大きな崩れはない見込みですが、夜遅くには雨の降り出す所が多くなりそうです。帰りが遅くなる方は雨具の用意が必要です。
30日は低気圧がやや発達しながらサハリン方面に進むでしょう。そのため、午前を中心に全道的に雨となり、太平洋側の山間部などでは雨量の多くなる所もありそうです。一時的に降り方が強まったり、急に風が強まったりする可能性もあります。局地的に落雷などの恐れもありますので、天気の急変に注意して下さい。また、気圧の傾きがやや大きくなり、30日は風のやや強く吹く所が多くなるでしょう。気温は平年より高くなりますが、風や雨の影響で、体感的には実際に気温よりも低く感じられそうです。
●1日～2日:晴れ間の戻る所も
1日～2日ははじめ気圧の谷の中となりますが、次第に抜けて晴れ間の戻る所も出てくる見込みです。太平洋側などで多少雨が降りやすくなりますが、降水量は多くならないでしょう。気温は引き続き平年より高い所が多くなる見込みです。風も次第におさまり、お出かけ日和となる所もありそうです。
●3日～5日:晴れて気温上昇 夏日となる所も
3日～4日にはかけては全般に高気圧の張り出しの中となり、広く晴れて気温も上がりやすいでしょう。最高気温は平年と比べ6度前後高く、7月上旬から中旬並みという所もある見込みです。帯広では25度と、道東方面の内陸では夏日になる所もある予想です。5日は晴れ間の出る所が多く、引き続き気温も高めでしょう。連休中のお出かけには3～4日頃が最もよさそうです。
●6日～7日:天気下り坂の所も
6日は低気圧や気圧の谷の影響を受けやすく、雲が広がりやすくなるでしょう。道北など一部で雨となる見込みです。7日は太平洋側を中心に雲が広がりやすくなる見込みです。気温は引き続き平年より高いでしょう。
●まとめ
お出かけ日和は5月3日～4日頃で、気温も上昇するでしょう。締め切った車内は気温が上がりやすくなるため、子供や動物を置いたままにしないように注意が必要となります。
