今日(12日)は、北海道内広い範囲で黄砂が観測されています。見通しが悪くなっており、明日(13日)午前にかけて広い範囲で黄砂が続く見込みです。
●道内各地で黄砂を観測
今日(12日)に北海道で黄砂を観測した所と視程は以下のようになっています。
※なお視程とは、水平方向で見通しのきく距離のことです。
室蘭 7キロメートル
稚内 8キロメートル
函館 8キロメートル
釧路 8キロメートル
網走 9キロメートル
札幌 10キロメートル以上
札幌も午後4時過ぎに黄砂を観測しており、夕陽も光が遮られ、周辺の空や近くの山々も黄色くかすんで見えています。
●黄砂は明日(13日)にかけて続く恐れ
北海道では、明日(13日)にかけて広い範囲で黄砂が予想されており、今夜がピークとなりそうです。視程が10キロ未満となり、場所によっては視程が5キロ未満となる恐れがあります。
屋外では黄砂が付着するなどの影響のほか、特にこれから夜に向けて視程が5キロ未満となった場合は、飛行機の運行や、特に高速道路などでの車の運転などにも影響が出る可能性があります。
交通への影響を確認するとともに、窓をしっかり閉めて黄砂が屋内に流れ込まないよう対策を心がけてください。
