きょう15日、横浜で桜が開花しました。平年より10日早く、昨年より6日早い開花で、2002年の記録に並び、統計開始以来、最も早い開花となりました。
●横浜で桜開花 統計開始以来、最も早く
きょう15日、横浜で桜の開花が発表されました。横浜では2002年の記録に並んで、統計開始以来、最も早い開花となりました。
きのう14日は、全国トップをきって東京で桜の開花が発表されましたが、東京に続いて、全国で今年2番目の開花となります。また、東京と同じく、平年より10日早く、昨年より6日早い開花となりました。
●桜の開花日とは
桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5~6輪に含まれません。
観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。
一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。ただし、寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。
開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、強い雨や風で散ることは、ほとんどありません。花吹雪になるのは開花してから10日以上たってからです。よほど強い雨が降ったり、強い風が吹いたりしなければ、桜は開花から3週間くらいは楽しめることが多くなります。さらに、その期間に気温が低いと花は長持ちして、場合によっては1か月くらい楽しめることもあります。