24日(火)から25日(水)にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、関西にも強い寒気が流れ込む見込みです。このため北部では断続的に雪が降り、中部と南部にも雪雲が流れ込むでしょう。都市部でも雪の積もる可能性がありますので、大雪への備えが必要です。
●北部を中心に雪の降り方が強まる
24日の夜から25日にかけては、北部や山地を中心に発達した雪雲(JPCZ、日本海寒帯気団集束帯)がかかり、大雪となる恐れがあります。また、京都市内など、都市部でも雪が積もる可能性があります。風も強まり、日本海沿岸部は大しけとなるでしょう。荒れた天気となりそうですので、積雪や路面の凍結による交通障害に注意し、日本海沿岸部では高波に警戒をしてください。
●備えは万全に
積雪が予想される場合には、以下のような除雪・防寒グッズを早めに用意しましょう。
① 融雪剤やスコップなど除雪用具の確認をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。
② 電気やガスの暖房が使えなくなる可能性があります。カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど防寒グッズを用意しておきましょう。
③ 停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。
④ 低温で水道が凍結するおそれもあります。水道の凍結対策や飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておきましょう。
グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認し、積雪に備えるようにしてください。