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年の瀬の夕空「惑星パレード」 12月31日頃まで惑星と月が並ぶ 太平洋側で期待大


12月31日頃まで「惑星パレード」に注目。水星から海王星まで7惑星すべてと月が夕空を華やかに彩ります。タイミングは日の入りの30分後から1時間後くらいの約30分間。冬晴れが続く太平洋側ほど、観測のチャンスが大きいでしょう。

●7惑星すべてと月の共演 次回は2061年

年末の夕空に注目です。12月20日頃から31日頃まで、夕方の空には、水星から海王星まで太陽系の全惑星7つ全てが並びます。きょう25日以降は、月も見ることができ、月と7惑星の見事な共演となります。

観測できるタイミングは短く、日の入りの30分後から1時間後くらいの約30分間です。
以下、国立天文台が発表するきょう25日の日の入りの時刻です。

札幌:午後4時5分
東京:午後4時33分
大阪:午後4時53分
福岡:午後5時16分
那覇:午後5時44分

この時間よりも早いと、空が明るいため南西の水星や南の海王星が見えづらく、反対にこれより遅いと水星や金星が沈んでしまいます。天王星と海王星を見るには双眼鏡が必要となりますが、残りの5惑星は肉眼でも見ることができます。

今年6月下旬ごろにも、全7惑星が見える機会があり「惑星パレード」と呼ばれ話題となりました。
次回、同様の現象で見やすいのは、2061年までないため、貴重な機会になります。

●きょう25日夜の天気 太平洋側で広く晴れ

きょう25日は、日本付近は冬型の気圧配置となっています。
日本海側は北陸から北海道を中心に雪が降っていて、今夜にかけても雪が降り、降り方が強まる所もあるでしょう。
太平洋側ほど広く晴れが続き、観測のチャンスとなるでしょう。
この先も年末にかけて、太平洋側ほど晴れの天気が続く見込みです。

今年もきょうを含めてあと1週間。何かと忙しい方も多いと思いますが、ぜひ、タイミングの良い時に夕空を見上げてみてください。

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