東海地方では、この冬一番の強い寒気が流れ込み、飛騨地方を中心に、週明けにかけて断続的に雪となり、大雪となる所があるでしょう。寒さ対策と雪への備えを万全にしてお過ごし下さい。
●17日(土):広い範囲で雨か雪
あす17日は、南海上の低気圧や日本海にある低気圧が東寄りに進む影響で、東海地方には、広く雨雲や雪雲がかかるでしょう。あすは、早い所では朝から、雨や雪が降りだし、日付の変わる頃には次第に止む所が多くなる見込みです。
降り始めから降り終わりまで雪で降るのは、飛騨地方が中心となりそうです。寒気が少し緩むため、湿った雪となるでしょう。岐阜市内は、降り始めから降り終わりまで、雨で経過する見込みです。また、名古屋市内では、昼頃から雨が降りだし、夜遅くには止むでしょう。低気圧が陸地から離れているため、活発な雨雲は海上が主体で、大雨の心配はない見込みです。
●18日(日):飛騨地方では断続的に雪 その他の地域にも雪雲が
18日(日)は、冬型の気圧配置に変わり、上空には強い寒気が流れ込んでくる見込みです。今週、14日(水)頃の寒気と比べると、一段と強い寒気になりそうです。日本海で雪雲が発達しやすく、強い風にのって東海地方にも低い雲が流れ込むでしょう。
飛騨地方では、18日は一日を通して雪が降り、あすに比べると乾いた雪になるため、積雪が急増する見込みです。寒気が強いため、美濃地方や愛知県東部にも、雪雲が流れ込む時間があり、岐阜市内でも、うっすら積もる可能性があります。また、名古屋市内にも、北西の風に変わって、雪雲が流れ込む可能性があり、初雪となるかもしれません。週末になりますので、交通情報はしっかりと確認してから外出するようにしましょう。
19日(月)にかけても、飛騨地方を中心に、断続的に雪となる所がある見込みです。こまめに最新の気象情報を確認するようにして下さい。
●週間天気
20日(火)になると、飛騨地方では雪の残る所がありますが、寒気が弱まるため、降り方は多少弱まるでしょう。
真冬並みの寒さとなる日が多く、名古屋など平野部でも、最低気温が0℃まで下がる日もあり、朝晩は厳しい冷え込みとなる日もありそうです。次に広く天気が崩れるのは、21日(水)から22日(木)頃で、気圧の谷が本州付近を通過するため、雨か雪が降る見込みです。
