きょう16日(金)の関東は、日中は広く晴れる見込み。けさは東京都心や横浜、千葉など、今シーズン一番の冷え込みとなった所が多く、銚子では初霜を観測。ただ、昼間は気温が上がり、日差しが暖かく感じられそう。寒暖差が大きいため、体調管理に注意。来週は再び真冬並みの寒さとなる日も。
●東京都心など今季一番の冷え込み 銚子で初霜を観測
きょう16日(金)、日本付近には真冬並みの強い寒気が流れ込んでいます。
関東は、晴れて放射冷却現象が進み、各地で冷え込みが強まりました。午前8時までの最低気温は、東京都心2.3℃、横浜4.3℃、千葉3.8℃、水戸マイナス2.0℃、さいたまマイナス1.7℃、熊谷マイナス0.6℃など、今シーズン一番の冷え込みとなった所が多くなりました。銚子は、きのう15日(木)より低い4.3℃で、初霜を観測しました。平年と同じで、昨年より2日遅い観測です。
●日中は広く晴れ 日差しが暖かい
きょう16日(金)の関東は、日中は各地とも晴れる見込みです。乾いた空気に包まれて、洗濯日和になりそうです。ただ、寒気の影響を受けるため、群馬県北部や栃木県北部では、山沿いを中心に雪の降る所があるでしょう。車の運転は路面の凍結にご注意ください。
今朝は冷え込みが強まりましたが、日中は日差しとともに気温が上がります。最高気温は、東京都心と前橋で14℃、横浜と銚子で15℃、熊谷で16℃、水戸で13℃の予想で、昼間は日差しが暖かく感じられそうです。朝と昼間の気温差が10℃以上と大きくなりますので、寒暖差で体調を崩さないように、服装を調節なさってください。
●来週は再び強い寒気が流れ込む 真冬並みの寒さに
あす17日(土)は、低気圧を含む気圧の谷の影響を受ける見込みです。関東は雲に覆われ、夕方から南部で雨が降り出し、夜は広く雨が降るでしょう。北部や内陸部では、雪のまじる所もありそうです。お出かけの際は、雨具があると安心です。18日(日)には日差しが戻り、20日(火)にかけて晴れの天気が続く見込みです。ただ、21日(水)から23日(金)にかけては、気圧の谷や湿った空気の影響で雨が降るでしょう。
気温は、平年並みか平年より低い日が多くなりそうです。17日(土)から18日(日)にかけて、気圧の谷が通過した後、日本付近には再び真冬並みの強い寒気が流れ込むため、19日(月)と20日(火)ごろは、各地で厳しい寒さとなる見込みです。朝晩は氷が張るほどの冷え込みとなり、昼間でもマフラーや手袋が欠かせないでしょう。体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
