ウェーク島近海に熱帯低気圧があり、今後、台風になる予想です。日本への影響はないでしょう。ただ、今後、フィリピンの東で、新たに熱帯擾乱が発生する可能性があります。
●ウェーク島近海の熱帯低気圧 台風に発達する予想
きょう12日、ウェーク島近海に熱帯低気圧があります。熱帯低気圧は、今後、北上しながら発達し、台風になる予想です。日本への影響はないでしょう。
●台風は年間を通して発生することも 11月の平年の発生数は2.2個
今年の台風の発生は、8月は5個、9月は7個、10月は5個でした。9月と10月は平年より多く発生しましたが、ピークは過ぎてきているとみられます。ただ、台風は年間を通して発生することがあり、11月の平年の発生数は2.2個です。
●新たな熱帯擾乱が発生する可能性
フィリピン付近からマリアナ諸島近海は、16日から25日頃にかけて、対流活動が活発な周期になる予想です。この海域には、まだ発達したまとまった雲はみられませんが、アメリカ海洋大気庁の予想では、11月16日から11月22日にかけて、フィリピンの東で、熱帯擾乱が発生する確率は、40%から60%となっています。
今後も、南の海上に注意が必要な場合があります。