ハリケーン「Roslyn(ロズリン)」は、今後、北アメリカ南部に位置するメキシコに上陸する恐れがあります。日本でも台風シーズンは11月に入る頃にかけて続く可能性があります。
●ハリケーン「Roslyn(ロズリン)」 メキシコに上陸する予想
22日(日本時間)、雲の様子をみると、太平洋東部メキシコの南西の海上で、雲が渦を巻いています。ハリケーン「Roslyn(ロズリン)」の雲です。
アメリカ海洋大気庁の国立ハリケーンセンターの予想では、ハリケーン「Roslyn(ロズリン)」は、今後、発達ながら北上し、北アメリカ南部に位置するメキシコに、23日から24日に上陸する恐れがあります。
上陸前に、カテゴリー3以上の「メジャーハリケーン」と呼ばれる強力なハリケーンになる可能性もあります。
●サイクロンが発生する予想 バングラデッシュに上陸する恐れ
22日(日本時間)、ベンガル湾やその近海に、まとまった雲がみられます。
インド気象局は、今後、ベンガル湾でサイクロンが発生し、北上すると予想しています。
サイクロンになってからも発達を続け、26日にバングラデッシュに上陸する恐れがあります。
●日本でも台風シーズン続く可能性あり
22日、日本の南の海上では、バシー海峡で、雲が渦を巻いています。熱帯低気圧の雲です。熱帯低気圧は、今後、西へ進むでしょう。
一方、マリアナ諸島近海に発達した雲がみられます。この海域は、対流活動が活発な周期になっており、今後、熱帯低気圧など熱帯擾乱が発生する可能性があります。
この時期は、台風20号もそうでしたが、台風は発生したあと西へ進み、日本に影響がないこともあります。
ただ、台風が比較的低い緯度で発生すると、発達しやすいので注意が必要です。
11月に入る頃にかけて、南の海上で対流活動が活発になることがあるでしょう。台風シーズンは、まだ続きそうです。