今朝(20日)、台風14号の影響で、関東地方は局地的に発達した雨雲がかかっています。また広く強風域に入っていて、風も強まっています。関東は夕方まで風や雨のピークとなるでしょう。
●夕方にかけ雨や風のピーク 非常に激しい雨も
大型の台風14号は、午前7時には一関市付近を1時間におよそ75キロの速さで東北東へ進んでいます。関東地方では、所々、雨雲が発達し、風も強まっています。
関東地方では、夕方にかけて雨や風のピークとなり、関東北部では1時間に40ミリの激しい雨、関東南部では1時間に60ミリの非常に激しい雨の降る所がありそうです。雨雲は局地的に発達し、いったん雨がやんでも急に雨が降ることがあります。外出の際は、空模様の変化にご注意ください。
またあす21日午前6時にかけての24時間に、さらに関東地方北部では100ミリ、関東地方南部では120ミリの雨の降る所があるでしょう。これまでの雨で、雨量が多くなり、地盤が緩んでいる所があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
●広く強風域に 風の強い状態続く
また関東地方は、風速15メートル以上の強風域となっていて、風も強まっています。関東南部の沿岸部では最大瞬間風速20メートル以上の強風が吹いた所もあります。風に向かって歩けないほどで、転倒する人もいるほどの風です。
この後も、関東の海上では最大風速23メートル(最大瞬間風速35メートル)、陸上では、最大風速22メートル(最大瞬間風速35メートル)の非常に強い風が吹く所もありそうです。外出の際、自転車や車の運転なども十分にご注意ください。