22日月曜14時から行われる「夏の高校野球決勝」。気になる阪神甲子園球場の天気は、はじめ強い日差しが照りつけますが、にわか雨や雷雨の可能性もあります。気温は32℃前後で、グラウンドは厳しい暑さとなりそうです。スタンドで応援する皆さんも、万全な熱中症対策を心がけてください。
●阪神甲子園球場 天気のポイントと注意点は?
22日月曜、14時から開催される「全国高等学校野球選手権大会」の決勝戦。
いわゆる「夏の甲子園」の決勝戦は、宮城県代表の仙台育英高校と、山口県代表の下関国際高校の一戦ということで、甲子園の優勝旗が、白河の関を越えるかどうか、注目されています。
気になる阪神甲子園球場の天気ですが、22日月曜午後、試合開始の時間帯は、晴れるでしょう。グラウンドは、強い日差しが照りつけそうです。
スタンドも、直射日光が強いので、応援していると、日焼けをしてしまいそうです。日焼け止めを塗ったり、帽子やタオルをかぶったりするなど、日差しを防いてください。
ただ、天気のポイントは「晴れても、急な雨や雷雨に注意」ということです。試合が進むにつれて、雲が増えるでしょう。天気が変わりやすく、傘マークがなくても、にわか雨や雷雨の可能性があります。注意点は、空模様の急な変化です。突然の雨や雷雨に備えて、レインコートなど雨具をお持ちになると、安心です。
●暑さのポイントと注意点は?
気温は、試合開始時間の14時には、33℃を超えるでしょう。ただ、これは、日陰の気温を予想していますので、グラウンド内は更に暑くなりそうです。
風は、14時には東よりの風で、次第に南よりの風に変わますが、1メートル程度と弱いでしょう。ただ、試合が進むにつれて南西風・浜風に変わり、18時には2メートルの予想です。試合が長引くと、風向きが変わる影響がでることも考えられます。
ただ、試合中、風向きが変わっても、暑さはあまり変わりません。ポイントは、「試合中ずっと、気温も湿度も、高いこと」です。決勝戦が行われている時間帯は、気温が30℃以上でしょう。湿度は60%以上と高く、試合が進むにつれで、70%以上の時間帯もありそうです。
気温も湿度も高いので、試合中ずっと、不快な蒸し暑さが続くでしょう。この暑さは、スタンドも同じです。さらに、決勝戦ということで、スタンドでの応援がヒートアップすると、水分補給を忘れてしまいがちです。
そこで注意点は、何よりも「熱中症」です。ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。他にも、扇子やうちわ、冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用してください。
テレビやラジオの前で応援する方も、ヒートアップして熱中症にかからないよう、お部屋の中でも、できるだけ涼しくするよう、心がけてください。
