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「強まる紫外線」 晴れている所ほど要注意 油断しがちな5月から万全な紫外線対策を


きょう10日は、日差しの届いている所が多くなっています。良く晴れている所ほど、強い紫外線に注意が必要です。そろそろ外出時の紫外線対策を習慣づけた方が良いでしょう。

●10日午後も晴れる所が多い 紫外線は「強い」や「非常に強い」所も

きょう10日、正午の気象衛星ひまわりの画像を見ると、日本海西部から関東の南海上の一部に雲が見られる程度で、九州から北海道にかけて、日が差しています。

良く晴れている所ほど、紫外線の強さを示すUVインデックスの値が高く予想されます。
きょう10日正午の紫外線の予測分布図では、九州から東北南部にかけて、「強い」または「非常に強い」所がある予想です。
外出時にはしっかりと対策をされた方が良いでしょう。

※UVインデックスとは、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。

●紫外線は天気によりけり 油断せず対策を

晴れた日ほど、強い紫外線に注意が必要です。ここ数日のつくばで観測されたUVインデックスの値を見ると、晴れている時間帯は「強い」ランク、雨の時間帯は「弱い」ランクとなっています。

5月の晴れた日は、真夏と違って空気がカラッとしていて快適な日も多いため、つい油断しがちですが、日に日に強まっている紫外線への対策を忘れないようにしましょう。
また、周期的に雨が降ったり、日が差したりと変わりやすい天気の日も多くなってきました。
天気によって、紫外線の量は変わりますが、そろそろ外出時の紫外線対策を習慣づけた方が良いでしょう。

●紫外線対策はお早めに

紫外線は目に見えませんが、天候や場所などにより、量が変化します。次のような紫外線の性質を知って、対策をすることが重要です。

①曇りの日でも、油断はできません。薄い雲の場合は、紫外線の80%以上が透過します。

②紫外線は反射する性質がありますが、反射率は、地表面の種類によって、大きく変わり、砂浜・水面は10~20%、コンクリート・アスファルトは10%、草地・芝部・土面は10%以下です。体に浴びる紫外線は、太陽から直接届く紫外線だけでなく、反射した紫外線も加わるのです。

③標高が1000メートル上昇するたびに、紫外線量は10~12%増加します。山に出かける場合は、思わぬ日焼けをしないよう、日焼け止めをしっかり塗るなど、対策を心がけてください。

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